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年度末いろいろ、アサギマダラ、など

こんにちは、パーチェ特許事務所の弁理士 田邉陽一です。

先日、税理士さんとの年度末の打合せも無事に完了し、
期末案件でもクライアントさん達と充実感を分かち合う経験をすることが
できました。
この仕事をしていて一番やりがいを感じる瞬間です。(←よかったね!)

というのも束の間、、まだ佳境にある件や、新規の連続出願のご依頼や、、
やりがいのある日々が続きそうです。(←よかったね??)

一息つけるのはまだ先のようですので、春めいた季節を感じるために、
「アサギマダラ」という綺麗な蝶の観察セットを予約注文しました。
アサギマダラは、日本を縦断する渡り蝶で、私も飼育は初めてで
とても楽しみです。
いつか野外で観察してみたいです!


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最近、知財・科学関係で気になった話題です!


●「光応答タンパク質」
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20170321/index.html
「襟鞭毛虫」という生物のDNA配列情報から、
光に反応する光スイッチ型のホスホジエステラーゼが発見されました。
生体機能を光で自在に操作する技術に繋がる可能性があるそうです。
真核生物の基部分類は分岐年代が古く非常に多様ですので、
遺伝資源としても興味深いと思います。


●「トマトジュース特許」
http://www.asahi.com/articles/ASK325646K32UTIL025.html
伊藤園社のトマトジュースに関する特許について、
カゴメ社が特許無効を争っている審決取消訴訟事件とのことです。
この件のクレームスタイルには注目しておきたいと思います。


●「工業業所有権法逐条解説」
http://www.jpo.go.jp/shiryou/hourei/kakokai/cikujyoukaisetu.htm
工業所有権法逐条解説の「第20版」のPDF版が、
特許庁HPからダウンロード可能となりました。
ちなみに知財業界ではこの本は「青本」と呼ばれています。
そういえば、私は受験時代にカッターで切り分けて分冊して、
カバン内に携帯していたのを思い出しました!




(Written by 田邉陽一)


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特許 : 22:09 : comments (x) : trackback (x)
納豆が好き ~パテントマップ編~

こんにちは、パーチェ特許知財事務所の弁理士 田邉陽一です。

私は「納豆」が大好きで、ほぼ毎日1食は納豆を食べています。
黒豆等の高級なものも好きですが、
特に好きなのはひきわり納豆です。

昨日、食品売り場でたくさんの種類の納豆を見ていた時、
ブログの話題にちょうど良いように思い、
余興で納豆に関するパテントマップを作成してみました。



(※ 「納豆」を特許請求の範囲に含む
   直近20年間の出願日の公報から作成)



こんな感じになりました。

出願件数は、
納豆売り場で良くお見かけするA~D社が多かったのですが、
いずれも2000年代に集中的に出願をし、
2010年以降は全体的に減少しているようでした。

また、A社は1990年代後半から出願活動が活発なようで、
B社がその後を追っているようです。

この結果を見る限りでは、
特にA社はこの市場に力を入れている可能性が読み取れそうです。


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パテントマップの基になる母集合には、
画一的なスクリーニング情報やノイズ等が含まれているため、
実際の事実との関係性は「推定」である点に注意が必要と思います。

しかし、データの精査や切り口によっては
新たな知見やヒントが得られる可能性がありそうで面白いようです。



(Written by 田邉陽一)







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特許 : 10:32 : comments (x) : trackback (x)
「特許査定等」をご報告した時

こんにちは、パーチェ特許知財事務所の弁理士 田邉陽一です。


先日、日本語PCT出願について日本国内への移行手続を行ったのですが、
クライアントさんの希望で、更に分割出願も行いました。


この件、早期審査をかけて、サーチレポートへの反論を予めしたところ、
早々に特許査定となりました。
(更に、元の親出願も同様に特許査定になりました。)


ここのところ、別の件でも特許査定登録査定が続いており、
成功が積み重なってきて嬉しく思います。


何よりも、特許査定等をご報告し、お客様に喜んでいただいた時、
この仕事をしていて嬉しいと感じる瞬間です。



(Written by 田邉陽一)



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特許 : 10:40 : comments (x) : trackback (x)
外国案件

こんにちは、パーチェ特許知財事務所の弁理士 田邉陽一です。


先日、中途受任のお話がありまして、
その中に外国案件が数件含まれていました。


独立開業してしばらくは、国内案件が中心となっていましたが、
昨年度の後半から、
国際出願の関係でPCTや、さらにはマドプロの依頼が続きましたので、
これから、国内段階への移行など、外国関係が忙しくなりそうです。


うちの事務担当は、もともと外国特許事務をやっていて、
更に翻訳・通訳業務が得意なので
本来の能力が出してもらえそうです。


今後、ますます体制を充実させていければと思います。



(Written by 田邉陽一)



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特許 : 11:41 : comments (x) : trackback (x)
「火星」で実施するための特許

こんにちは、パーチェ特許知財事務所の弁理士 田邉陽一です。

先日、NASAのプレス会見で、
火星に現在でも「液体の水」が存在している証拠を
発見したとの発表がありました。

驚くことに、
火星でも、季節によって水が液体として出現する季節がある
とのことです!

これは、宇宙好き(※注1:本来の専門はバイオ及び化学ですが…)の私でなくても、とてもドキドキするすごい発見と思います!


火星に関する話題では、
片道での火星移住者の募集とか、テラフォーミングの構想とか、
わくわくするお話を最近聞きます。

ふと、火星での実施を想定した特許もあるかしら
(※注2:夢中になっていますが、
あくまでも専門はバイオ及び化学です…。)
と、検索したところ、以下の特許権を見つけました。


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【特許番号】 特許第5662619号
【発明の名称】 現地資源活用を通じて火星における有人宇宙ミッションを維持するために有用な資材を生産するプロセス

【請求項1】
 酸素、水、一酸化炭素、アンモニア、窒素肥料、および可食バイオマスを、現地調達可能な資源の使用を通じて火星の土壌上で生産するプロセスであって、
 酸素、水、一酸化炭素、アンモニア、および窒素肥料を生産する化学物理セクションと、可食バイオマスを生産する生物セクションと、の2つのセクションを備えており、
(~~中略 セクションの説明が1頁以上続く~~)
を備えている、プロセス。

【要約】
 火星における有人宇宙ミッションを維持するために有用な資材を生産するプロセス、および当該プロセスを実施する材料と装置のキットが記載されている。当該プロセスは、原料として現地調達可能な天然資源(すなわち火星の大気と表土)を用いる。当該キットは、火星の土壌に用いられる全ての材料と装置を提供することにより、本発明に係るプロセスを実現する。

------------

本件に係る特許権利者はイタリアの大学と研究機関で、
2014年12月に設定登録がされ、
現時点(※2015年10月)で権利は有効に維持されています。

本特許発明では、
「火星において現地調達する火星の大気や表土」を用いる態様を含む
発明のようです。


 、、ここまで書いていて、ふと素朴な疑問が浮かびました。


特許第5662619号は日本の特許権ですが、
「火星」での特許発明の実施にも
日本の特許権の効力が及ぶものでしょうか??

属地主義(※特許権の効力は、原則その国の領域内で及びます。)の
観点を踏まえますと、
少なくとも現時点では否定されるように思います・・。


火星や月等の他の天体は、どこの国の領土にもならずに、
人類全体のものとして平和的に開発が行われることを願います。

今度は、「火星生命」について微生物化石でも良いので
発見されると素晴らしいですね!




(Written by 田邉陽一)



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特許 : 00:43 : comments (x) : trackback (x)
「カブトムシ等誘引剤」に関する特許

こんにちは、パーチェ特許知財事務所の弁理士 田邉陽一です。
まだまだ暑い日が続きますが、皆様お元気でお過ごしでしょうか?


私は、特許事務所を立ち上げてからは
長期休暇を取ることはかなり困難ですが、
この夏はとても楽しみなことがあります。

 
それは、隙間時間(※例えば、土日等の夕食後とか)に、
子供と「昆虫観察及び採集」に行くことです。


お目当ては「カブトムシ」と「クワガタ」です。


最初は息子達の付き合いでしたが、
ある日、樹液に群がるカブトムシの群を目にして、
私も知らない間に童心に帰っておりました。


忘れていた「少年の日々の記憶」を思い出した瞬間です(←?)。



だんだん楽しくなってきたので、
カブトムシをおびき寄せる「バナナトラップ」というものを調製しようと思い
調べていたところ以下の特許公報を見つけました。


--------------------------
【特許番号】特許第3193330号
【登録日】2001年 5月25日
【発明の名称】昆虫の誘引剤及び餌
【特許請求の範囲】
【請求項1】 糖類100重量部に対して、バニリン類を0.03~0.35重量部、マルトール類を0.015~0.17重量部、炭素原子数2~4のアルコールを1~17重量部含有することを特徴とするクワガタムシ及びカブトムシの誘引剤。
【請求項2】 バニリン類がバニリン、マルトール類がエチルマルトール及びアルコールがエタノールである請求項1記載のクワガタムシ及びカブトムシの誘引剤。
【請求項3】 請求項1又は2の誘引剤を含むクワガタムシ及びカブトムシの餌。

(※ 特許第3193330号公報よりの引用)
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従来技術であるバナナトラップ法は、
バナナ(糖類)に焼酎(エタノール)を入れて、
イースト発酵させたもの(匂うもの)を餌に樹皮に塗って使います。

本件特許では、これに加えて、
バニリン等の揮発性の誘引成分とマルトール類を入れることが
特徴のようです。

実施例を見ますと、対照に比べて
カブトムシとノコギリクワガタの観察頻度が
大幅に向上していることが示されていました。


なるほどです。
そういえば、市販の昆虫ゼリー等も、
揮発芳香のある良い匂いがするものがあります。
きっと、カブトムシが好きな匂いなのですね。







(※ 写真は、上記特許発明の実施をしたわけでなく、
   クヌギ樹液に自然に集まっていたカブトムシです。 
   子供達のために2ペアだけ採取しました。。)




(Written by 田邉陽一)






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特許 : 22:31 : comments (x) : trackback (x)
「UFO様飛翔装置」に関する特許

こんにちは、パーチェ特許知財事務所の弁理士 田邉陽一です。

私の好きなTV番組で『コズミックフロント』という番組があります。
(NHK BSで放送。
 2015年4月からは「コズミックフロントNEXT」にリニューアル。)


生き物も好きですが、「宇宙」も大好きです。

数年前でしたでしょうか。
この番組で、
「UFOのような飛行を可能とする移動体??」
というような特許が取得されていることが
触れられていました。

思い出したので記憶を頼りに調べてみました。
たぶん、これです。


----------------------
特許第2936858号
【発明の名称】 飛翔体の推進装置
【登録日】1999年 6月11日
【請求項1】 飛翔体(航空機、有人ロケット、宇宙船等)の内部及び当該飛翔体周辺の空間の曲率成分に変化を与えるための強磁場を発生するため球面状の磁場を発生する主超電導マグネットを超電導材料からなる球状体の内部に配置した磁気エネルギー発生手段と;
 前記磁気エネルギー発生手段による強磁場の発生態様を制御して前記空間の曲率成分の変化を局所的に準反対称に制御し、該空間に発生した重力と等価な空間歪み力を当該飛翔体の推進力とするための制御手段であって、前記主超電導マグネットの片側の半球状磁場内に逆極性の磁場を発生する補助超電導マグネットを配置し、両超電導マグネットの励磁電流パルスの繰り返し周波数を変更制御する磁気制御手段と;
 を備えたことを特徴とする飛翔体の推進装置。

(※ 特許第2936858号公報より引用)
----------------------


詳細な説明は、リーマン幾何学の理解が必要で、
生物・化学分野が専門の私にとっては難解な内容でしたが、
【発明の効果】の段落によると、

慣性力を理論上消し去る推進方式であり、
従って、空中の静止状態から
全方向に対する急発進、急停止、直角旋回、ジグザグ旋回及びV字旋回等
任意の航法が可能となる。』

とのことです。


この手段を実現できれば、
UFOみたいな飛行が実現可能な宇宙船やロケット等」が
可能だということです。


化学分野の特許の目で見ると、
実施例や実施可能要件の点がどうしても気になってしまいましたが、
SF感に満ちた内容と雰囲気にとても浪漫を感じました。


(Written by 田邉陽一)



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特許 : 18:22 : comments (x) : trackback (x)
審決取消訴訟

こんにちは! パーチェ特許知財事務所の弁理士 田邉陽一です。


昨年の冬頃のお話ですが、
無効審判の「審決取消訴訟」(!)の相談が参りまして、
共同訴訟代理人として受任することになりました。


(※↑ 知財高裁のある裁判所合同庁舎の正門です。)


その時一緒にお仕事をした弁護士の先生が物凄く優秀な方で、
書面作成や相手方とのやりとりを含めて、
一つずつがすごく勉強になりました。


さらに、判決の結果も「勝訴」判決となり、
クライアントの皆様もお喜びでした。


この訴訟案件で経験したことは、
その後の業務をする上で大変参考になり、
振り返ってみるととても貴重な経験になりました。


(Written by 田邉陽一)






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特許 : 11:50 : comments (x) : trackback (x)
プロフィール



弁理士・博士(理学)の
田邉陽一です。
生命科学分野の研究者だった
経験を活かし、
研究開発現場の皆さまと
研究の喜び・苦労を
分かち合いながら
ひとつひとつの特許明細書を
心を込めて仕上げて
いきたいと思います。


パーチェ特許知財事務所
ウェブサイト
↓↓↓
http://www.pace-ipl.com

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