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中国特許 年金管理

こんにちは、パーチェ特許事務所の弁理士 田邉陽一です。

特許の年金管理では、納付期限までに次の年度の維持年金を納付する必要があります。

日本での特許年金の納付手続では、「次年度分の単年分」又は「次年度以降の複数年分」を納付することで、特許権を維持することが可能となります。この点、日本の特許権は一度の納付手続で複数年を維持することが可能となります。

一方、中国での特許年金の納付手続でも(現地代理人に確認した情報では)、「次の年度以降の納付分」をそれより前の年に納付すること(複数年納付)が可能とのことですが、もし将来「維持年金の値上げ」があった場合、その変更が適用された年以降の維持年金が「納付料不足」となり、権利消滅してしまうリスクがあるとのことです。

中国特許の維持年金では、手続上では複数年分の納付が可能のようですが、実務上は「単年度ごとの納付及び管理」を行うことが望ましいように考えられます。。


(上記は、2022年7月時点での情報を基にした文章です。将来の制度変更にはご留意下さい。)



(Written by 田邉陽一)


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台湾特許庁からの通知

こんにちは、パーチェ特許事務所の弁理士 田邉陽一です。

受任中の台湾特許出願の案件で、台湾特許庁(台湾智慧財産局)から審査意見通知(日本特許庁の拒絶理由通知に対応する書面)が送付されてきたのですが、、

その通知の日付、「中華民国111年**月**日」と表示されていて、
「えっと、つまり何年、、?」と、一瞬考えてしまいました。。

中国や韓国からの通知では普通に「西暦表示」だった、、と思いながら、
台湾の通知を見ていたところ、左下に「2022年**月**日」の表示がありました。。良かった。。

(というか、どっちみち審査内容の検討は、日本語の翻訳文を基に行うのですが、、。)


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最近、知財・科学関係で気になった話題です!

●特許庁:予納制度の変更
https://www.jpo.go.jp/system/process/tesuryo/yonou_oshirase.html
特許庁での特許印紙による従来の予納が廃止されることに伴い、今後、「インターネット出願ソフトを利用した予納」(電子現金による予納)が開始されるとのことです。
予納制度に代わって最近推奨されている納付手段として、「クレジットカード納付」がありますが、納付手段の多様化が維持されることは、手続の安全上好ましいように思いました。


●特許庁:遺伝子配列表 新様式「ST.26」への変更
https://www.jpo.go.jp/system/patent/shutugan/bio/gene/enki_amino_wipo.html
特許出願の内容に遺伝子配列やアミノ酸配列が含まれる場合、特許出願に遺伝子配列表を含める必要があるのですが、2022年7月 1日に、PCT規則及びPCT実施細則の改正が発効されたことに伴い、日本特許庁でも配列表の様式が、従来のST.25から新様式のST.26に変更されました。
「ST.26」では、XML形式での出力となったことと、配列アノテーションで必要な入力情報が変わるとのことで(あと、配列表記に関するいくつかの変更あり)、配列作成ソフトも変更されました。
配列系のバイオインフォマソフトは、自分が研究をしていた頃良くいじっていたので、早速ダウンロードして試したところ感覚的に理解できましたが、時間をみつけてもう少し読み込んでみたいと思いました。


●天然ガスから有用化学品の合成時における二酸化炭素の低減技術
https://www.jst.go.jp/pr/announce/20220523-2/index.html
東京大学とJSTによる高性能・高耐久な鉄酸化物サブナノクラスター触媒に関する報告で、分子状鉄-タングステン酸化物を用いることで、世界で初めて600度で長時間安定な鉄酸化物サブナノクラスター触媒の開発に成功したとのことです。
当該触媒を用いた場合、メタンからホルムアルデヒド・一酸化炭素への転換を従来の鉄酸化物触媒を超えて達成され、発生する二酸化炭素量の低減が可能になるとのことです。


●自動運転車の安全性に数学的証明を与える新手法
https://www.jst.go.jp/pr/announce/20220707-3/index.html
情報・システム研究機構 国立情報学研究所とJSTの研究チームの成果とのことです。自動運転の安全性に関して安全性の数学的証明を可能としたとの報告です。
私は数学は専門ではありませんが、その成果と社会実装等への影響に興味を持ちました。



(Written by 田邉陽一)


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プロフィール



弁理士・博士(理学)の
田邉陽一です。
生命科学分野の研究者だった
経験を活かし、
研究開発現場の皆さまと
研究の喜び・苦労を
分かち合いながら
ひとつひとつの特許明細書を
心を込めて仕上げて
いきたいと思います。


パーチェ特許知財事務所
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http://www.pace-ipl.com

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