大学院~キャリアパス

こんにちは、パーチェ特許知財事務所の弁理士 田邉陽一です。
先日、出願の打合せのためクライアントさんの大学を訪問しました。
春休みのようでキャンパスは閑散としていましたが、
研究室のある建物内では
実験や作業をしている学部生及び院生さんが結構いらっしゃいました。
先生方との打合せ後の帰り道、
リラックスして春らしい陽気に包まれて電車に揺られていたためか、
少し前の経験がぼんやり頭に浮かんできました。
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私が自分の研究テーマに没頭して「博士号」を取得した頃、
当時の研究仲間や同級生には、研究支援業務や事務職に転職した人も多く、
特許庁の任期付審査官になった人も数名いました。
大学院の所属研究室を離れて任期付研究員をしていた時、
発明者である私にヒアリングをしにラボに訪問してくれた
弁理士さん(ご自身の研究経験があり子育て経験のある女性の先生)と
お会いする機会があり、
キャリアとして知財業界に興味を持ちました。
色々な転機と偶然が重なって、現在の事務所を運営するようになってからは、
様々な方と深く関わりながら仕事をするようになりましたが、
私自身が「研究の現場」を経験した感覚は、
クライアントさんの研究や技術を理解することに活きているように感じます。
基礎や土台を築くことはとても大事ですので、
長い目で見ますと「急がば回れ」の方が良い場合があるようです。
(Written by 田邉陽一)

 http://www.photo-ac.com/

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