こんにちは、パーチェ特許知財事務所の弁理士 田邉陽一です。
先日、綺麗に包装された高級果実を頂戴しました。
送り主は一昨年から昨年にかけて商標登録を依頼されたお客さまで、
センス良くデザインパッケージ化された化粧箱に、
女性が好きそうなかわいい形状の果実が入っていました。
ご相談の商標に関する企画製品が完成して販売を開始したので、
わざわざお送り頂いたとのことで、お心を嬉しく感じる瞬間でした。
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さて、今回も「科学・知財」に関して印象に残った話題を
発信いたしますので、もしご興味がある話題がありましたら
リンク元の記事等をご覧いただけますと幸いです。
●「出願動向:科学技術重点分野」
http://www.jpo.go.jp/shiryou/toukei/green_life_gaiyou.htm#kaisetu
グリーンイノベーション及びライフイノベーション分野に関する
日米欧中韓の直近10年の出願動向を公報発行数で捉えた推移です。
主要国全体で見ると増加傾向ですが2014年で減少しています。
●「外国出願補助」
http://www.jpo.go.jp/sesaku/shien_gaikokusyutugan.htm
平成28年度中小企業等外国出願支援事業のお知らせです。
JETRO又は各県支援センターで実施しています。
●「機能性表示食品」
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20150522/185043/
消費者庁は、機能性表示食品の届出書受理の公表を段階的に行っています。
機能性表示食品の制度は平成28年4月から導入された制度で、
各事業者の責任において安全性及び機能に関する科学的根拠を
消費者庁に登録して表示する制度です。
●「インフルエンザウイルス変異を予測」
http://mainichi.jp/articles/20160524/ddm/012/040/046000c
ウイルスの人工合成技術を応用して、
インフルエンザウイルスの変異を予測する手法が開発されたとのことです。
ネイチャー・マイクロバイオロジー誌(電子版)掲載論文です。
●「ヒッグス粒子」を超える新粒子の可能性
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO02169510R10C16A5000000/
スイス・ジュネーブにある「LHC」で、ヒッグス粒子の約6倍の質量を持つ
未知の新粒子の存在が示唆されているそうです。
存在が確認されれば、素粒子標準理論の見直しになる発見とのことです。
●「他人による先取り商標」
http://www.jpo.go.jp/tetuzuki/t_shouhyou/shutsugan/tanin_shutsugan.htm
特許庁から、他人による先取り商標登録出願が多い旨のお知らせです。
このような悪意の出願の場合は拒絶理由に該当する場合が多いので、
本来の名称使用者は出願等を断念しないよう注意喚起がされていました。
●「藤沢市と商標権」
http://www.kanaloco.jp/article/175906
藤沢市が市の事業で「ボクササイズ」の名称を無断使用したとして、
都内の商標権者に損害賠償を支払ったとのことです。
珍しく地元の藤沢市の話題でした。それにしても「ボクササイズ」は登録商標だったのですね。
(Written by 田邉陽一)
http://www.photo-ac.com/