「進路相談」、科学知財の話題(113番目など)

こんにちは、パーチェ特許知財事務所の弁理士 田邉陽一です。
先日、理系の大学院志望の大学生の方から
進路のご相談を受ける機会がありました。
ちょうど1年前にも出身大学の教官から
「理系キャリア教育」の協力のお話しがあったので、
その時の経験を踏まえてお話しをさせて頂きました。
日々の業務の忙しさであっという間に時間が過ぎ去っていきますが、
私にとっても貴重な経験に感じました。
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さて、今回も「科学・知財」に関して印象に残った話題を
発信いたしますので、もしご興味がある話題がありましたら
リンク元の記事等をご覧いただけますと幸いです。
●「重力波検出:2回目」
http://mainichi.jp/articles/20160616/dde/041/040/041000c
今年2月の初観測に続いて、米国の2台の重力波望遠鏡「LIGO」が
2回目の重力波検出に成功したとのことです。
今回もブラックホール合体が発生源だそうです。日本の「KAGURA」にも期待です。
●「原子番号113番」
http://mainichi.jp/articles/20160609/ddm/001/040/192000c
IUPACは、理化学研究所が合成した原子番号113番の新元素を
「ニホニウム」と発表しました。
理研のラボにいた時に113番目付近が強調されている
周期表ポスターらしきもの(記憶では、、)を見たのを思い出しました。
時期的に見て初合成に成功して少し経った頃と思います。
●「腸内フローラ」
http://mainichi.jp/articles/20160618/dde/041/040/020000c
統計結果に関する報告で、うつ病患者ではビフィズス菌など善玉菌の数が
腸内に少ないとのことです。「統計的相関」を捉えた結果と思いますので、
今後の因果関係及びメカニズム解明にも期待です。
●「最小の人類」
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG08H7C_Y6A600C1CR8000/
フローレス原人の話題です。
「70万年前」の出現が確認されたということですので、
島嶼隔離作用によりドワーフ化した固有集団に分岐したのでしょうか。
●「キャッチフレーズ」
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDF24H03_U6A320C1MM0000/
今年の4月から商標法の審査基準が改定され、
「キャッチフレーズ」にも識別力が認められる可能性がでて参りました。
商標法3条1項6号の識別力については、全体の観念や取引の実情等によって
判断されることになるようです。
●「知的財産権制度説明会」
https://www.jpo.go.jp/torikumi/ibento/ibento2/h28_beginner.htm
特許庁主催の初心者向けの制度説明会が開催されます。
実務者向けは例年9~12月に集中して開催されています。
●「弁理士の日」
http://www.jpaa.or.jp/?cat=22
7月1日は「弁理士の日」です。
明治時代に特許代理業者登録規則が施行された日とのことです。
少し前の話ですが、知人に「Tさんは確か行政書士、いや代理士(だいりし)でしたよね?」と聞かれました。
一般の方にも弁理士を知ってもらえますよう、私も地道に
がんばっていきたいと思います。
(Written by 田邉陽一)

 http://www.photo-ac.com/

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