ドイツから、、

知財全般

こんにちは、パーチェ特許事務所の弁理士 田邉陽一です。
先日、PCTの欧州案件を依頼しているドイツの特許事務所から、
現地代理人のアトーニーがやってきました。
2時間以上の英語での会議は非常に大変でしたが、
コアな部分はうちの外国担当(※通訳案内士の国家資格あり)に
補助してもらい、現在の案件に関する意見交換ができました。
また、最新の話題のユニタリーパテント制度と Brexitとの関係も
詳しく説明していただき、ついでに当事務所の得意分野の
プレゼンもさせていただきました。。
最後に「ミュンヘンに来たら寄ってね」と握手してくれて、
更に後日うちの事務所の雰囲気が「pretty impressed」だった旨の
メッセージをいただいたので、お互いに良い時間を共有できたようです。
事務所をやっていると色々なことがありますね。

お土産にミュンヘンのお菓子をいただきました!
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最近、知財・科学関係で気になった話題です!
●「アップル勝訴」
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016102600593&g=soc
米アップルにノートパソコン向け部品を供給していた
精密部品メーカー島野製作所(東京都荒川区)が提訴していた
控訴審について、知財高裁が控訴を棄却する判決をしました。
●「ゲノム編集:倫理」
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO08713130U6A021C1000000/
ヒトの男性不妊治療にゲノム編集技術を治療に応用するか否かの
問題です。倫理的な観点での大きな問題を含んでいますので、
慎重な議論が必要のようです。
●「デュシェンヌ型筋ジストロフィー:核酸医薬」
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/column/16/071100007/102500007/
米食品医薬品局(FDA)が承認した
デュシェンヌ型筋ジストロフィーに対する核酸医薬に対する話題です。
ジストロフィン遺伝子のエクソン51をエキソンスキップで読み飛ばし、
フレームシフトを修正して機能蛋白を生成させる技術です。
私が特許技術者だった時に、これに類似する技術の明細書作成に
携わったことがあったため、目に留まりました。
(Written by 田邉陽一)

 

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