早期審査 14日間で特許査定きた件、、

特許

こんにちは、パーチェ特許事務所の弁理士 田邉陽一です。

特許庁での特許出願の審査では、出願審査請求書を提出すると最初のアクション(※審査官による実体審査の結果を連絡する通知書)が送付されてくるまでに「8~12ヶ月」くらいの時間がかかるのですが、、

所定の要件を満たす特許出願に関しては、事情説明書を提出することで通常より大幅に早く最初の審査結果が得られる「早期審査」が認められています。。

この早期審査の要件が認められた場合、私の経験ではだいたい「1~2ヶ月」で審査結果が送付されてくると認識していたのですが、、先日早期審査を行った件では、

審査請求書の提出から僅か「14日間」で「特許査定」がいきなり通知されてきた件がありました。。

早すぎてちょっと驚きましたが、メインクレームがそのまま特許査定になっていたので、とにかく良かったです。こういうケースもあるのですね。。

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最近、知財・科学関係で気になった話題です!

● 特許情報プラットフォームの機能改善

特許情報プラットフォームの機能改善について(中韓文献機械翻訳文の訳質向上) | 経済産業省 特許庁
特許情報プラットフォームの機能改善について(中韓文献機械翻訳文の訳質向上)

特許庁が提供する公報データベースである「特許情報プラットフォーム」(JPP)の日英・中日・韓日の機械翻訳を、人工知能(AI)を活用した新たな翻訳エンジンで作成及び提供するとのお知らせで、従来よりも品質の高い翻訳文の提供が可能になるとのことです。

米国特許出願を行った件でUSPTOへのIDS提出リストに日本語の公報が含まれている場合、書面準備が少し楽になりそうに思いました。。

(Written by 田邉陽一)

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