打合せ後の甘い物

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こんにちは、パーチェ特許事務所の弁理士 田邉陽一です。

日々の業務で忙殺されているうちに、このブログの更新がすごく久しぶりになってしまい、気が付いたらあっと言う間に年末です。。

最近、新型コロナも第5類の認定となって落ち着いてきたためか、お打合せをオンラインでなく「対面でのお打合せ」をする機会が増えてきました。

実際にお会いして対面でお話をすると、やはり入ってくる情報量が圧倒的に多いだけでなく、親密さが深まることも感じます。

、、そして、これはweb会議やメール等ではないことですが、実際に会ってお話をすると、思いがけずお土産(甘い物)を頂戴することがあり、これが仕事の後に食べると抜群に美味しい。。(いえ、決して、期待しているわけではなく、、。)

今年も暮れが迫ってきて多忙な時期になって参りましたが、皆様もどうぞご自愛でお過ごしください!

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最近、知財・科学関係で気になった話題です!

● 特許庁 PCT国際出願の料金支援制度の一本化

PCT国際出願を行う場合の減免制度では、これまでは国際出願時の「送付手数料」と「調査手数料」が【減免対象】であり、「国際出願手数料」に関しては出願後に別途に【交付金申請】を行うことが必要でした。
2024年1月以降に行うPCT国際出願では、「国際出願手数料」も減免対象となり、手数料の減免制度が活用しやすくなるとのことです。

● 若齢期のみのアミノ酸摂取制限により寿命延長が可能:ショウジョウバエ

東京大学及び理化学研究所の報告です。
食餌制限による寿命延長効果が加齢によって弱まることを、ショウジョウバエを用いた研究で明らかにした研究です。

食餌制限が寿命延長効果を示すことは様々な生物で確認されており、特にアミノ酸であるメチオニンは寿命に大きな影響を与えることが知られています。
本研究ではメチオニン制限を行う時期と寿命延長効果の関係を、ショウジョウバエを用いて詳しく解析しましたところ、「中年期以降」にメチオニン制限を行っても寿命は延長せず、逆に「若年期だけ」メチオニン制限を行えば寿命が延長する結果が示されたとのことです。

、、昆虫と哺乳類では代謝や制御メカニズムが異なる部分もあるかと思いますが、ヒトではどうなのかが気になりました。
(ヒトでも年を取ってから食事に気をつけてもダメ??)

● 特許庁の特許出願の審査で「こち亀」が引用文献に

少年週刊ジャンプで1976年から2016年まで連載された秋本治の人気漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(こち亀)の単行本が、特許庁の特許出願の審査の引用文献になったとのこと話題です。

私の実務経験で、特許公報や学術論文だけでなく、「個人の料理レシピのブログ記事」が引例になった拒絶理由通知に対応したことがありましたが、漫画の単行本のページも引例になるのですね、、。

(上記は、2023年12月時点での情報を基にした文章です。将来の制度変更等にはご留意いただけますと幸いです。)

Written by 田邉陽一

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アイキャッチ画像提供元: http://www.photo-ac.com/

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